シルバー文鳥のセロリくん、すっかり手乗りになりました。放鳥からケージにちゃんと戻ります。

文鳥を放鳥する準備~危険対策~

文鳥などの飼育している小鳥をケージから出して自由に遊ばせることを、放鳥といいます。小鳥がケージより広い部屋で飛び回ることが出来て、飼い主と触れあって遊べる時間です。

文鳥のヒナを今年1月にお迎えして4ヶ月近く経ちました。ヒナ換羽も終わりに近づき、アイリングやくちばしのピンク色が濃くなりつつあります。白文鳥パセリくんをお迎えする前、わが家は放鳥には危険な箇所がいくつかありました。文鳥を安全に放鳥できるように改善したことを書き留めておきます。

放鳥する理由

30年ぐらい前に十姉妹を飼っていた頃、放鳥など考えてもみませんでした。小鳥は眺めるだけで、触れないペットだと思っていました。しかし最近になって、小鳥の飼育方法の変化を知って驚きました。手乗りの小鳥はもちろんのこと、荒鳥も放鳥するそうです。

狭いケージの中で飼育される小鳥は、自然界のように外敵から逃げる必要が無く、生きるためのエサを探し回ることもありません。当然、運動不足になり肥満につながります。ケージから出して自由に飛べる時間を作ることで、運動不足を解消し、ストレスを発散することができます。

放鳥は、文鳥と飼い主が直接触れ合える時間です。飼い主と遊べることは文鳥にも楽しい時間ですが、飼い主としても可愛い文鳥と触れ合ってコミュニケーションをとることで心が和みます。

放鳥中に止まり木タワーに止まるパセリくん

私の場合はそれだけでなく、パセリくんを迎えてからというもの、お世話や放鳥をするために、毎朝きちんと同じ時間に起きるようになりました。仕事の時間でもないのに、こんなにずーっと毎朝きちんと起きているなんて、長い人生、なかったことです。どんなに頑張っても起きれなかったのに・・・。文鳥の存在は大きいです。

部屋には危険がいっぱい

文鳥をお迎えするに当たって、放鳥の準備として、まず部屋の環境を整えました。わが家はキッチンも含めたワンルームです。文鳥を放鳥するには危ない物がいくつかありました。私の対処方法別に、危険をグループ分けしてみます。

危険①

・湯沸かしポット・・・蓋の上がかなり熱くなっている。

・冷蔵庫の裏・・・狭い空間なので、落ちたら出られない。

・換気扇・・・フードや羽に入り込んだら油汚れが付いてしまう。

・キッチン周辺と玄関・・・ゴキブリコンバットを置いている。

・サーキュレーター・・・稼働中は危険。

・家庭用シュレッダー・・・羽が挟まれたら巻き込まれる。

危険②

・蚊取り機能付き空気清浄機・・・小窓から入ると粘着シートに捕まってしまう。

・加湿器・・・熱い蒸気が出ている。

危険③

・エアコン・・・吹き出し口から入ったときに自動でルーバーが動くと挟まれる。

文鳥を迎えるまでは考えたことがありませんでしたが、こうしてみると、家の中には文鳥の放鳥には危険なことがたくさんありました。

防鳥ネットで放鳥エリアを仕切った

危険①の対処方法です。湯沸かしポット、冷蔵庫、換気扇など、主にキッチンスペースが危険でした。サーキュレーターはキッチン横のユニットバス付近にありました。玄関、キッチン、ユニットバスが同じエリアです。ワンルームのキッチン側を仕切って、そちら側へ文鳥が行けないようにすればいいのではと考えました。

突っ張り棒を部屋の最上部に取り付け、ベランダ用の防鳥ネットを、部屋の幅いっぱいに上から下までカーテンのように吊るして、部屋を仕切りました。

突っ張り棒と防鳥ネット
ネットの下がちょうど床に届く

目立たないネットなので、部屋の真ん中でも圧迫感がありません。普段は開けてあり、放鳥の時だけネットでキッチン側を仕切ります。これでいくつかの危険要因がクリアできました。

家庭用シュレッダーは元々キッチンとは反対側に置いていましたが、キッチン側に場所を移動しました。

蚊取り機能付き空気清浄機と加湿器にタオルをかける

危険②の対処法です。

蚊取り機能付き空気清浄機は、蚊取りでもありますが、空気清浄機でもあるので、季節関係なく24時間稼働です。蚊をUVライトで小窓から粘着シートエリアに誘い込みます。

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小窓は文鳥がラクラク中に入れる大きさです。もし文鳥が入ってしまうと強力粘着シートに貼り付いて捕まってしまいます。

蚊取り機能付き空気清浄機の小窓

加湿器は、梅雨に入ってからは使っていませんが、寒い時期は乾燥して常に加湿が必要でした。加湿の効果を考えて、文鳥ケージの近くに設置していました。

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蚊取り機能付き空気清浄機と加湿器は、電気製品なのでコードがコンセントにつながっています。放鳥のたびに防鳥ネットの向こう側に移動させるのは手間だなぁと思いました。

そこで思いついたのが、放鳥中だけタオルをかけることです。両方とも放鳥の30分~1時間ぐらいなくてもなんとかなります。

まず、蚊取り機能付き空気清浄機です。電源をOFFにしてバスタオルをかけて小窓を隠し、粘着シートエリアに入れないようにしました。これでOKです。

蚊取り機能付き空気清浄機にバスタオルをかける

次に、加湿器です。放鳥中は電源をOFFにして熱い蒸気を止めます。部屋の湿度は、加湿器を止めてもすぐに下がるわけではありません。フェイスタオルをかけて、文鳥が乗ってしまっても熱くないようにしました。

加湿器にタオルをかける

エアコンを防鳥ネットでおおう

部屋を仕切るために使った防鳥ネットが余っていました。この防鳥ネットでエアコンをおおうことにしました。100円ショップのミニフックをエアコンにくっつけて、ネットを引っかけて固定しました。

ネットをフックでエアコンに固定

ネットは下側に余裕があるので、ルーバーが開いても大丈夫です。

エアコンをネットでおおう

実は余裕というより、かなりネットが余っていたので、そのままたくし上げてカーテンレールの上に乗せてあります。(笑)

ネットが白くて目が粗いので、目立たないし、エアコンの風にも全く影響ありません。一度、パセリくんがエアコンの吹き出し口近くまで飛んでいったことがあります。少しホバリングしてからUターンして戻ってきました。ネットをつけておいて良かったと思いました。

その他の危険について

他にも、放鳥時の危険として考えられることがあります。該当する場合は対策が必要です。わが家では問題なかったので、その状況をご紹介します。

ドア、窓、カーテンを閉める

ドアや窓をうっかりと開けていると外へ逃げてしまいます。昼間や夜に放鳥する方は、宅配などの急な来客でうっかりドアを開けたりしないように気をつけた方がいいと思います。

私の場合、お世話と放鳥は朝起きた直後なので、元々ドアや窓を開けていません。

文鳥は、透明なガラスがわからないので向こうへ行けると思い、勢いよく飛んで閉まっている窓に激突する可能性があります。私は朝日を入れたいのでドレープカーテンだけ開けますが、レースカーテンは閉めています。

キッチンの火気

調理中の鍋は熱いし油などは危険です。テフロン加工のフライパンは特に危険です。私は、放鳥中に料理はしません。と言うか、放鳥中でなくても、ほとんど料理はしません。(笑)

テフロン加工のフライパンは家にありません。家はキッチンの火気は、まず心配ありません。

風呂場・トイレ・鏡

文鳥が風呂場やトイレに飛んで行くと、落ちて溺れてしまう可能性があります。わが家の風呂場とトイレはユニットバスです。バスタブに水をはらないし、放鳥中はユニットバスのドアを閉めているので、危険はありません。

また鏡があると、向こうへ行けると思って激突してしまうことがあります。家の唯一の鏡はユニットバスにあるので、これもドアを閉めればOKです。

観葉植物・タバコ・マニキュアなど

観葉植物や花には文鳥に危険な物があります。サトイモ科の観葉植物、朝顔、スイセンなどは文鳥がいる空間には置かないようにしましょう。タバコ、マニキュアも危険です。

これらはわが家にはありません。スイセンの水耕栽培をしてみようかなと思ったこともありますが、文鳥に危険と知ってやめました。防鳥ネットの向こう側に置けば、可能ではあります。今のところは置く予定がないのでこれもクリアです。

これらの「その他の危険」については元々わが家では心配ありませんでしたが、放鳥中に防鳥ネットで部屋を仕切ったことで二重の安全になりました。

パセリくんの行動範囲

今までにパセリくんは放鳥中に、エアコンまで飛んでいったことが1回、仕切りネットの高いところまで飛んで行ったことが1回ありました。どちらもすぐにUターンして戻ってきて私に止まりました。でも、それだけです。

放鳥して自由にさせても、パセリくんの行動範囲は私の周囲だけです。自分から飛んで行くのは、最大限私から離れても、1メートルほど先のイスの背に止まるときです。

飛ぶ練習をさせたくて、わざと私がパセリくんから離れることがあります。でも2メートルぐらい移動するとすぐにパセリくんが私に向かって飛んできてしまいます。

ごくたまに、私の周りを飛んで一周することがあります。私の後ろに回っても、バタバタと羽の音で位置がわかります。着地は必ず私の手か腕か肩です。どうやら私のことを止まり木だと思っているようです。

こんな様子なので、危険対策の防鳥ネットがなくても大丈夫かも、とも思いますが、念のため毎回ネットでキッチン側を仕切っています。小鳥は何かに驚くと、まず飛ぶ習性なので、いつ、何で、どこへ飛んで行ってしまうかわからないので。

放鳥中、手に乗るパセリくん

最後にもう一つ、私が大事に思っている危険対策があります。放鳥中に、文鳥から目を離さないことです。放鳥は文鳥と飼い主が触れ合える大事な時間でもあります。その時間は、パセリくんに一点集中です。

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