文鳥の主食はシードまたはペレットです。いろいろな種類があります。有名どころの製品で賞味期限が充分あれば、あとは文鳥さんの好みに合ってしっかり食べてくれるものがいいと思います。幼鳥期、換羽期など、栄養が必要な時期には、それに合ったペレットを選ぶこともあります。
おすすめシード2選
文鳥はシードが好き
わが家の白文鳥パセリくんは、ナチュラルペットフーズのエクセル文鳥と、黒瀬ペットフードのマニアを食べています。
シードは朝イチのお腹が空いているであろうときに、しかも1日に1gしかもらえないので、カツカツと音を立ててがっついて食べるかんじです。
今のところ2種類のシードしか使ったことがないですが、他にも文鳥用、フィンチ用の混合シードがいろいろあるので、これから試してみようと思います。
パセリくんはシードも食べますが、主食はペレットです。シードが主食の文鳥さんの場合は、ビタミンとカルシウムを摂るために青菜やカトルボーンなどの副食が必要です。
エクセル文鳥
パセリくんをお迎えしたホームセンターで、さし餌用に薦められて購入したあわ玉がエクセルでした。
初めてのシードは同じ会社のものがいいかなと思い、ナチュラルペットフーズのエクセル文鳥をネットで注文しました。
シードは嗜好性が高いこともあり、パセリくんはよく食べてくれます。初めてのシードがこれなので、パセリくんにとってシードの基本はエクセルなのかもしれません。
マニア
パセリくんはずっとエクセルを食べていましたが、私が他のシードも気になりだしました。もしかしてシードを変えたら好みに合ってもっと喜んでくれるかも、と。黒瀬ペットフードのマニアを買ってみました。
黒瀬ペットフードは、ボレー粉やあわ穂を買っていたので、安心かなと考えました。入っている穀類がエクセルと少し違います。パセリくん、こっちの方が気に入ったの?と思うくらい、マニアもよく食べてくれます。カロリーが高いニガシードが入っているので太りすぎを気にする飼い主さんもいるようですが、パセリくんは1日1gなので、そこは気になりません。
シード開封後の使い切り目安
初めの頃は、これくらいかな?と適当な量をあげていましたが、ペレット中心の食生活が定着して以来、パセリくんのシード消費量は1日1gで、あとはペレット食です。最初の購入時、私は深く考えずに1.5kgのエクセル文鳥と1Lのマニアを買ってしまいました。両方とも賞味期限は2022年と、来年の表示がされていますが、あくまで「未開封の場合」です。
開封後の保存期間について、ほとんどが「早めに」という情報です。自己判断するしかないかと思っていたときに、「殻付き餌は開封後3ヶ月以内に」という意見を見つけました。湿度や温度など保存状況によっては一概に言えないでしょうけれど、目安になるのでありがたいです。
とりあえず食品用の乾燥剤を入れました。酸化がいけないと思うので、袋のチャックを閉めるときに袋をペチャンコにして、なるべく空気を抜いています。
東海地方は今日、梅雨入りしました。乾燥する冬場は、文鳥さんの温度管理とともに湿度管理が大変でした。最近は加湿器を稼働しなくても湿度は保たれています。しかし湿度が保たれているということは、シードやペレットなどの文鳥のエサの湿気が心配な季節にな[…]
最初はどのシードがいいのか全く分からなかったので、試してみるしかないなと、ある程度の無駄は覚悟していました。様子を見ますが、開封後3ヶ月ぐらいを目安に新しい物を購入して切り換えようと思います。
パセリくんの場合はペレット中心なので、シードは栄養面よりも皮をむく楽しみとしてあげています。次に購入する時は、パセリくんの好みとコスパの両面で検討しようと思います。
文鳥の餌の保存方法として、真空状態を作る機器を買って真空保存する方法もあるようです。また考えたいと思います。
おすすめペレット4選
4種類のペレットをあげてみた
ペレットは、文鳥に必要な栄養がすべて配合されている総合栄養食です。ペレットと新鮮な水だけあれば充分です。シードより嗜好性が低いので、あとは文鳥さんが食べてくれるかどうかです。
パセリくんには、4種類のペレットをあげてみました。
パセリくんの好みがわからないし、私自身もペレットについて知りたかったので、初めに買いそろえました。実際に食べている量は一日に3g前後だと思います。
ズプリーム:フルーツブレンドXSカナリア・フィンチ
パセリくんはズプリームの「フルーツブレンドXSカナリア・フィンチ」を一番勢いよく食べます。
喜んで食べてくれるので、一人餌の練習にもペレットの導入にも大変重宝しました。カラフルな色とフルーツの香りがいいんでしょうか。ズプリームがお気に入りという文鳥さんは多いようです。色素はフンで出てしまうので健康に問題ないそうです。カラフルな色は確かにフンにすぐ出ます。
ラウディブッシュ:デイリーメンテナンス(ニブルズ)
次にパセリくんが食べてくれるのがラウディブッシュの「デイリーメンテナンス(ニブルズ)」です。
粒の大きさが不揃いなので大きい粒は難しいのではと思いましたが、気づくとけっこう減っています。匂いが気になるという声があるようですが、わが家はハムスターがいるのでハムスターのペレットも過去にいろいろと試しています。その匂いに慣れているせいか、ラウディブッシュの匂いはまったく気になりません。
ハリソン:ハイポテンシースーパーファイン
ラウディブッシュと同程度かその次ぐらいに食べてくれるのがハリソンの「ハイポテンシースーパーファイン」です。
他のペレットがあればあまり手を(くちばしを)出しませんが、これしかなければ食べます。ハリソンは獣医師が薦めることが多いようです。パセリくんが健康診断に行った動物病院の先生にもハリソンを薦められました。幼鳥期、換羽期などエネルギーを必要とする時期には「ハイポテンシースーパーファイン」がよいそうです。その時期を過ぎて通常時には「アダルトライフタイムスーパーファイン」に切り換えます。私的には栄養面から考えて、今、一番パセリくんに食べてほしいのが、これです。
黒瀬ペットフーズ:ネオ・フードフィンチ専用
パセリくんがイマイチ食べないと思いずっとあげてなかったんですが、久しぶりにあげたらしっかり食べてくれたのが黒瀬ペットフードの「ネオ・フード フィンチ専用」です。
イマイチ食べないと感じたのは、粒が細かいので食べたかどうか分かりづらかったんだと思います。早い段階で、こんなに細かくて食べる練習になるんだろうか?と思い、あげるのをやめていました。
しかし最近になって再度チャレンジしてみたら、なんと、ちゃんと食べます。パセリくんにペレットを食べてもらおうと頑張った努力は無駄ではありませんでした。ペレットを食べ物と認識して、すっかりペレット文鳥になっています。
黒瀬ペットフードは日本では老舗で、ネオ・フードは貴重な国内生産ペレットです。海外のペレットは、歴史はありますが、急に流通が途絶えてしまうことが過去にあったそうです。
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ペレット開封後の使い切り目安
まだまだ海外の製品が主流の小鳥用のペレットは流通が不安定になる可能性があり、市場に無くなってしまったときのために複数のペレットを食べられるようにしておいた方がよいと言われています。
実際、複数のペレットを日替わりで文鳥さんにあげているというサイトをよく見ます。なので私もわからないままに4種類のペレットを買いそろえてしまいました。
・・・が、しかし!
ペレットにも賞味期限があります。シードの場合「開封後はなるべく早めに」とあいまいですが、海外のペレットは開封後の使い切り目安をハッキリと○週間とか○日とか示しているものがあります。
私的には、ハッキリと日数を書いてくれた方が親切だと思います。全く何もわからない初心者には、その品質が1ヶ月大丈夫なのか1年大丈夫なのかも判断がつかないのです。
ハリソンは開封後は冷暗所で保存し、8週間以内に使い切ることを勧めています。
ラウディブッシュは開封後は冷暗所に保存し賞味期限にかかわらず30~45日で使い切ってください、と。
ズプリームと黒瀬は開封後の期限についての表示はありませんでした。
さて複数飼いならまだしも、わが家はパセリくん1羽です。文鳥1羽で4種類、つまり4袋のペレットを開封後の使い切り期限内に消費するのは無理があります。
ペレットこんなにあって、どーすんじゃい!!
少しの後悔と同時に我ながら呆れています。シード同様、わからないので初めは試してみるしかなく、ある程度の無駄は仕方ないと割り切ることにします。
問題は、今後どうするかです。
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今後のペレット計画
パセリくんが現在食べているペレットは、ハリソン社のハイポテンシースーパーファインが主です。袋の説明に書かれていますが、保存料を使っていないので開封後8週間以内に使い切ることを勧めています。
454g入りを使っていますが、サイズ別の展開は無いと思われます。8週間以内となると56日です。454g÷56≑8.1gで、一日約8gで使い切るのが理想ということです。1羽飼いでこれだけしか食べないとなると、倍の16週間ぐらい賞味期限があると助かるのですが・・・。
今のところペレットの消費量は、まき散らしている分も含めて、だいたい2.5~3.5gです。少し青菜の食べ過ぎでペレット摂取量が少ないかもしれません。今後の課題とします。
日によってばらつきがあって、最大消費したときは5.7gも減っていたこともありました。測り方の微妙な違いやまき散らし分を考慮して、1日6g入れておいて食べ残しはそのつど捨てることにしました。そうすれば、約2ヶ月の賞味期限で少し余るぐらいかな、というかんじです。
いろいろな味に慣れてくれるように、1日6gの中に、ラウディブッシュやズプリームを混ぜることがあります。ハリソンの消費速度は実際もう少し遅くなり、余ってしまう分が増えると思われます。鮮度が大事なので仕方がないと割り切ります。
賞味期限を考慮した上で複数のペレットを導入する方法は、今後検討していきたいと思います。現時点では、ハリソンハイポテンシースーパーファインからアダルトライフタイムスーパーファインへと切り換えていく方向をメインにする考えです。