文鳥が健康に暮らすために適した湿度は50~60%です。乾燥対策は濡れタオルと加湿器がおすすめです。

文鳥、荒鳥が手から餌を食べた!【放鳥4~7回目】

荒鳥のシルバー文鳥セロリちゃん、あんなに手を怖がって寄りつかなかったのに、放鳥6回目に、なんと手からシードを食べました!食べているとき、片足は袖に乗っていて、もう片足が手に乗っています。半手乗りです。こっちがびっくりです。

放鳥7回目には、短い時間ですが完全に手に乗りました!シードにつられて乗ってしまった感がありますが、手乗りが夢では無くなりました。

放鳥からうまくケージに戻るようになりましたが、その後ちょっと手こずりました。日々、改善の繰り返しです。放鳥4回目から7回目の様子です。

放鳥4回目、順調

先月、荒鳥のシルバー文鳥セロリちゃんが家族になりました。先輩手乗り白文鳥パセリくんに続いて、わが家2羽目の文鳥です。

生後2ヶ月でお迎えしたセロリちゃんを荒鳥と呼んでいいのかはわかりませんが、家に来たときは人を警戒し、特に手を怖がり、ケージの隅で固まっていました。一般的な定義はどうあれ、私にとっては荒鳥でした。

4回目の放鳥、扉を開けてからセロリちゃんが出てくるまで、今日も5分かかりました。私が少し離れていたからか、まずロープパーチへ飛んでいきました。その後すぐに腕に来ました。ロープパーチと、ケージを掃除している私の頭、腕、肩を行ったり来たりです。

パセリくんのケージの上もよく行きます。SANKOイージーホームクリアバード35の天板は透明アクリルで少しカーブを描いているので、セロリちゃんは足を滑らせながらパタパタ歩き回ります。パセリくんはそれが気になって下からピッ!ピッ!と言いながらくちばしでツンツンしています。

パセリくんのケージの上を歩くセロリちゃん。下からパセリくんが見ている

放鳥が毎日出来るようになると、ケージ内の掃除が毎日出来るのが助かります。放鳥しなくてもトレーの敷き紙交換は出来ますが、止まり木やオモチャにどうしてもフンが積もります。フン切りあみも毎日きれいに掃除出来ます。

掃除中のオモチャにとまるセロリちゃん

エサ、水、バードバス、青菜を新しい物に交換し、ケージ内の掃除をざっとして、約10分です。掃除が終わると、ひたすらセロリちゃんを見守ります。

放鳥の最後は長袖シードでうまくケージに戻せました。セロリちゃんは「手」が怖いので、長袖を伸ばして手を隠し、そこにシードを置いてエサでつる方法です。セロリちゃんがケージから出てから戻るまでの放鳥時間は31分。順調です。

放鳥5回目、戻りたくない?

この日は、ケージの扉を開けてからセロリちゃんが出てくるまで、4分かかりました。扉を開けても、すぐに出てくる決心がつかないようです。

扉が開いてもすぐに出てこないセロリちゃん

今日は、パセリくんのケージの上にセロリちゃんが行けないように、洗濯ばさみで止めたキッチンペーパーをラック天井から垂らしてケージ天板とのすき間をふさぎました。パセリくんにとって、セロリちゃんが自分のケージの上でパタパタ歩き回っているのがストレスになりはしないかと気になっていたからです。

セロリちゃん、最初はパセリくんのケージの上に行きたくて、周りをホバリングしていましたが、行けないとわかり諦めたようです。そのせいか、今日は私の腕や頭にとまっている時間が長くなったと思います。

今日は長袖の右腕と左腕を普通に行ったり来たり飛び移っています。私が少し前にかがむと、肩から首の後ろに回ります。セロリちゃん、腕の上をピョンピョン歩いていましたが、私は思わず声をかけました。

ねぇ、手が近くに見えてるけど、いいの?

お構いなしに自分でピョンピョン歩いて行くので、結局、片足が袖を外れて手を踏んでいます。

片足、袖を踏み外している

怖くないんじゃん?

そのうち、腕の上で毛づくろいを始めてしまいました。私の方が遠慮して手のひらを隠し気味にしました。

袖の上で毛づくろいを始めるセロリちゃん

さて、ケージから出てから30分後、そろそろケージに戻そうかと、長袖シード作戦を開始しました。長袖で隠した手にシードを置くと、セロリちゃんが飛び乗ってきました。

ゆっくり袖ごと手をケージに入れかけたときに問題が起こりました。セロリちゃん、ケージに戻されると気付いて、袖の上をツツツーッと移動、なんと失敗です。戻りたくないみたいです。

う~ん、賢いセロリちゃん。うっかり食べてると放鳥が終わっちゃう、と覚えたようです。3回失敗し、4回目にタイミングを見計らって成功、ケージに戻しました。戻すのに3分かかりました。明日から大丈夫か、心配になりました。

放鳥6回目、片足が手に乗った!

ケージの扉を開けてセロリちゃんが出てくるまで、今日も4分かかりました。まずロープパーチに飛んでいきました。私はさっそくケージの掃除です。

掃除をしているとセロリちゃんは私の腕、肩にとまります。右手でケージの中を拭いているとき、気付くと、左手の袖から手にセロリちゃんの足が半分乗りかけていました。そういえば、昨日もそんなことがありました。

セロリちゃん、そこ、「手」だよ?行けるの?怖くないの?

私としては放鳥が毎日できることと手乗りになることは別に考えることにしていました。手乗りになってくれるに越したことはありませんが、とりあえずの目標は、放鳥が毎日できること、ケージに戻したいときに戻ってくれることです。

でも、セロリちゃんの方から手に乗りかけてきてるので、このチャンスを逃す手はありません。そのまま、手のひらにシードを置いてみました。なんと、食べました!セロリちゃんの片足が袖ですが、もう片足は手に乗っています。

片足を手に乗せて、手からシードを食べるセロリちゃん

家に来たばかりの頃からずっと、手のひらには近づきもしないし、手を見せるだけでも後ずさりして怖がっていたのに、手からシードを食べるとはすごい進歩です!

片足が手に乗っているセロリちゃん

 

今日もパセリくんのケージの上には行けないようにしてあります。そのせいか、今日は放鳥時間の9割ぐらいは私の腕か肩にとまっていました。そういえば、今日は頭にはとまりませんでした。肩に止まって、顔と超至近距離でも怖くないみたいです。

腕から腕に飛び移る階段遊びをやりました。腕を交互に差し出すので手や指より動作が大きくなるのですが、セロリちゃんとこんな遊びが出来るようになるとは、嬉しい限りです。

 

30分たって、さあケージに戻そうと思います。前日、戻すのに苦労しています。まだ指からエサを食べてくれるところまでは手に慣れていないので、ケージに戻った後にご褒美のエサをあげることは出来ません。ケージに戻ることで何かセロリちゃんが喜ぶことはないかと考えました。

セロリちゃんは話しかけられるのが好きだと思うので、ほめてみようと考えました。

服の長袖ではなく、手のひらにシードを置いてみるとセロリちゃんが半分袖で隠した手に乗ってくれました。食べているタイミングを見計らって、1回でケージに戻すのに成功しました!そして、戻れたことをすっごくほめておきました。

ケージに戻ってほめられるセロリちゃん

これで明日もスッとケージに戻ってくれるかどうかは、わかりませんが。

放鳥7回目、荒鳥、手に乗りケージに戻る

放鳥7回目、今日は完全に両足で手に乗りました!昨日のように、片足を長袖、もう片足を手のひらに乗せてシードを食べているとき、少しずつ袖を引っ張ったら、完全に両足の下が手のひらになったのです。手のひらといっても真ん中ではなく、親指の下の盛り上がっている場所ですが、両足で乗ってシードを食べました。

残念なことに写真を撮れなかったのですが、自分で見ていても信じられない光景でした。

放鳥の終わりにケージに戻るとき、セロリちゃん、今日は両足でしっかりと手に乗ってシードをついばみながら、1度は失敗しましたが、2度目に戻せました。タイミングを見計らうのがコツだと、私もわかってきました。ケージに戻ったセロリちゃんを、すかさずたっぷりとほめます。

 

荒鳥でお迎えして、あんなに人を警戒して手を怖がってビクビクしていたセロリちゃんですが、お迎え20日目で、まだまだ途上ですがここまで慣れてきました。

家に来た日、固まっていた荒鳥セロリちゃん
20日後、放鳥で腕にとまる荒鳥のはずのセロリちゃん

セロリちゃんの元々の性格もあるんだと思います。文鳥はパセリくんに次いで2羽目ですが、それぞれ本当に性格が違います。個性の違いは、まるで人間のようです。

先輩の手乗り白文鳥、パセリくんの功績も絶大だと思います。生後3週間からさし餌で育てたパセリくんが放鳥中に私の手、腕、肩に乗って遊ぶ様子、離れた場所から私に向かって何度も飛んできてほめられているのを、セロリちゃんはずーっと見ていました。

私がいつもいる机とイスは文鳥ラックの横で、文鳥たちのすぐ近くです。とにかく毎日、何かにつけて文鳥たちに話しかけ、文鳥から話しかけられたら、答えます。文鳥たちは、私の話し相手になってくれています。

 

荒鳥出身のセロリちゃんの放鳥は、日々、修正をしつつも、なんとか軌道に乗りかけています。

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