文鳥が健康に暮らすために適した湿度は50~60%です。乾燥対策は濡れタオルと加湿器がおすすめです。

文鳥ケージのトレーが汚れず交換がラクな敷き紙

白文鳥パセリくんのケージトレーに、初めは100均のキッチンペーパーを敷いていました。キッチンペーパーなのでフンと一緒に排泄するオシッコが下に染みてしまうし、1枚ではトレーの大きさに足りないので、ずらして重ね、1度に4枚を使っていました。

その後ケージの敷き紙として使い始めたのが、小鳥用シーツです。箱には BIRD SHEET とも書かれています。お試しのつもりで使ってみたらケージ掃除がすごくラクで他にもメリットがあり、わが家の定番になりました。

小鳥用シーツとは

小鳥用シーツは、表と裏がそれぞれ吸収加工と防水加工された紙が、箱入りのロールタイプになっています。1枚ずつの大きさが370mm×300mmで、ミシン目から手で切り離せるようになっています。120枚使えるので、毎日交換する場合、1箱で約4ヶ月分です。

色はホワイト、グリーン、ピンクがあります。文鳥の体調管理の為にフンの色を確認したいから、ホワイトしかあり得ないだろう、と最初は思いました。しかし、一応どんなもんかと思ってホワイトとグリーンを使ってみたところ、私はグリーン派に落ち着きました。

パセリくんは白文鳥なので、敷き紙がグリーンだと、換羽で抜けた白い羽がわかりやすいのです。また、文鳥のオシッコは白いので、これもグリーンだとわかりやすい。じゃあなぜピンクじゃないのかという話ですが、これは好みです。飼い主さんの考え方次第で色が選べるのがいい、と言えます。

これが小鳥用シーツ

小鳥用シーツは、ティッシュペーパーの箱のような、厚めの紙の箱に入っています。

箱の長さは37.5cm。ラップの箱と比べると大きさがわかりやすい。

 

箱の上面、お菓子の箱などでよく見るジッパー加工です。

 

ここからペリペリッと開けます。

 

中身のロール紙は、ちゃんとフィルムで包装されているので、すぐに紙を引き出せません。

横から開けます。

 

ロール紙を横から取り出します。

 

ビニールフィルムを外します。

 

紙のロールです。ビッグサイズのトイレットペーパーというかんじです。

 

ロール紙を箱に戻します。

 

ペリペリッと剥がしたところから、敷き紙の1枚目を出します。

 

引っ張り気味にすると、切れ目のミシン目がわかります。

 

見た目だけでは表と裏の区別がつきにくいかもしれません。

 

水滴を落としてみると、表は水分を吸収します。

 

裏は水分をはじいて通さないので、ケージが汚れません。

 

箱の表示

 

箱の表示

箱にも書かれていますが、小鳥は1つの排泄孔からフンとオシッコを一緒に排泄するので、水分がおおいフンです。シートの表側が水分を吸収して、裏のトレー側には水分を通さないので、ケージトレーが汚れず、清潔を保てます。

小鳥用シーツ1枚の大きさ

パセリくんのケージはSANKOイージーホームクリアバード35です。引き出しトレーの内寸は、だいたいですが、横幅30cm×奥行29cmです。

小鳥用シーツの1枚ずつの大きさが37cm×30cmなので、30cmの方を横幅として、奥行きを約8cmほど折り返せば、ちょうどの大きさになります。

毎回、この8cmほどを折り返す作業を面倒と感じるかどうか、という問題ですが、実は私も初めは面倒でした。が、すぐに慣れました。もちろん、8cmを計っているわけでは無く、だいたいです。ただ、折り返さなくて済むなら、きっとその方がラクだとは思います。

でも、キッチンペーパー4枚をずらして調節しながら重ねることを考えれば、この方が全然ラクだな、と思います。30cmの辺は、ピッタリなので。私の場合は大きさについても小鳥用シーツの方がいいと思います。

SANKOイージーホームクリアバード35よりも大きいケージの場合は、これ1枚だけでは床面積が足りないかと思います。

パセリくんの場合は、フンをよくする場所や水がはねやすい場所がほぼ決まっていて、あまり汚れない部分もあります。ケージのレイアウトによりますが、大きいケージの場合は、床のすべてでなくても、汚れやすいエリアを小鳥用シーツでカバーできれば良いのでは、と思います。

小鳥ケージの床事情いろいろ

パセリくんは、フン切り網の下に敷き紙を敷いていますが、そもそもフン切り網を使うべきなのか、という問題があります。パセリくんはティッシュペーパーでもキッチンペーパーでも紙を見るとつつきまくり、破りまくり、あげく食べてしまうので、敷き紙直接ではなくフン切り網をつけています。

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また、紙を敷かずに掃除のたびにトレーをダイレクトに水洗い、という方法をネットで見たことがあります。トレーを洗えるシンクがあれば、それもいいかも、と思います。

敷き紙を使う場合、小鳥用シーツやキッチンペーパーの他にも、新聞紙、広告の紙、包装紙など、何でもありかと思います。使った後は、捨てるだけなので。ポイントは掃除のしやすさと清潔さ、小鳥にとっての快適さでしょうか。あとはコストの問題です。

わが家は新聞を取っていないので、まず手元にあったキッチンペーパーを使いました。その後、試しに使ってみた「小鳥用シーツ」がたまたますごく私には合っていました。

掃除がラクで使いやすく、また、フンだけでなく白いオシッコが見やすく、換羽のときに抜ける白文鳥の白い羽がわかりやすいというメリットもありました。

緑のペットシーツに白い羽と白いオシッコ

 

文鳥の寿命は7~8年から10年以上とも言われています。私は少なくとも10年は、パセリくんのお世話をしたいと思っています。

ケージのお掃除は毎日のことです。トレーのお掃除は小鳥用シーツを丸めて、あとはシーツからこぼれたペレットを捨てるだけ。面倒なことが苦手な私は、けっこう助かっています。

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