荒鳥シルバー文鳥のセロリちゃんが家に来たときは生後2ヶ月、それから3週間たちました。初めての放鳥はパニックでバタバタと飛び回りました。2回目の放鳥はケージに戻すまで4時間15分かかりました。
放鳥から戻ってもらえないことに私が落ち込んで放鳥できないこともありました。今のところシードでつる方法で戻していますが、すんなりとは戻ってくれるわけではありません。
セロリちゃんも、私も、両方が時間をかけて焦らないこと、早急に答えを求めないことがコツかな、と思うようになりました。
①文鳥、荒鳥を放鳥するとこうなる【初めての放鳥】
②文鳥、荒鳥の放鳥は甘くなかった【放鳥、2回目】
③文鳥、荒鳥の放鳥、ケージに戻す方法【放鳥、3回目】
④文鳥、荒鳥が手から餌を食べた!【放鳥、4~7回目】
⑤文鳥、荒鳥の放鳥はやっぱり戻らない【放鳥、8回目】
⑥文鳥、荒鳥の放鳥、ケージに戻すのは焦らず時間をかけて ←この記事です。
⑦文鳥、荒鳥が手乗りになった!放鳥から素直にケージに戻る!
前日は放鳥できなかった
実は前日、朝からパート仕事だったので、放鳥しませんでした。文鳥たちのお世話と放鳥の時間は、朝イチです。手乗り文鳥のパセリくんはお手々タクシーで1回で戻りますが、荒鳥のセロリちゃんがケージに戻らないと仕事に行けないからです。
放鳥しないとケージ内の掃除ができませんが、しなびた水菜はどうしても交換したいと思いました。開けた扉のすき間からセロリちゃんが飛び出さないようにクリアファイルでふさいで、ケージに手を入れて新しい水菜に交換しました。
その時、声をかけて少し待ってから手を入れたんですが、セロリちゃんはケージ内をバタバタ飛び、結局水菜と反対側のオモチャの上で見ていました。
エサ、水入れ、バードバスは外付けなので、ケージに手を入れずに交換できます。トレーの掃除、敷き紙の交換も出来ました。セロリちゃんは何事もなかったかのように、朝ごはんを食べ始めました。
放鳥、9回目
前日は放鳥できませんでしたが、さて本日は9回目の放鳥をします。荒鳥を放鳥からケージに戻す方法に決定的な解決策がないままの見切り発車です。少しの長期戦を覚悟して、私が疲れてしまわないようにコーヒーを用意しました。
扉を開けると、セロリちゃん少し迷っていますが、間もなく飛び出てきてロープパーチにとまります。出すときはいいんですが、問題は戻るときです。すぐに戻せるか、やってみないとわかりません。
前日、水菜の交換でちょっと無理したこともあり、あまり腕にとまりに来ません。それでも掃除をしているうちに、長袖の腕に来ました。手に直接シードを乗せて誘ってみましたが、手には来ません。袖にシードを乗せて近づけてみたら、乗ってきて食べました。
パセリくんのところに行きたがります。パセリくんのケージの上には行けないようにふさいであります。セロリちゃん、何回かパセリくんのケージの前でホバリングした末に、転倒防止ベルトにとまりました。しばし、パセリくんと交流です。
シードでつって戻った
さて、掃除も終わり、放鳥から戻したい。手に来ないので、長袖を伸ばして手を隠してシードを乗せて誘います。長袖シード作戦です。セロリちゃん、乗ってきてシードをつつきます。食べながら少しずつ手をケージに入れてみます。
2度ほど失敗しました。が、3度目で、ゆっくり少しずつ手をケージに入れていったら、戻すのに成功しました!「えらいねー、いい子だねー。」とほめます。
一昨日、戻すタイミングを見計らって30分近くかかった時は、警戒心Maxでケージに戻るものか!という気迫のセロリちゃんと、なんとか早く戻したい私の攻防がありました。
今回は、セロリちゃんがそこまで本気モードでなかったように思います。少し、「えっ?戻るの?イヤだよ?」という態度がありましたが、私に戻すスキを与えてくれていた気がします。そのあとすぐにエサ入れに行って、食べていました。戻れば食べれるのがわかったんでしょうか。
前日の夜、カバーをかけて寝かせる前に、「明日は出すけど、パセリくんみたいにちゃんと戻ってね」と、優しく語りかけました。きっとそれでわかってくれた・・・のかな?
戻したいと思ってから戻すのに今回は15分かかり、放鳥のトータル時間は42分間でした。毎回トータルがこのくらいの時間で済むのが理想ですが、まだ保証はありません。
焦らず、早急に答えを求めない
荒鳥シルバー文鳥のセロリちゃん、思えば家に来てからもう3週間、いや、まだ3週間です。私が焦ってはいけないと思いました。手乗りなってくれるに越したことはありませんが、それが目的ではなく、今はとにかく毎日放鳥をしてあげること、そしてケージに戻ってくれさえすればいいのです。
「こうすれば荒鳥はケージに戻る」という、すぐに効き目がある魔法はないのかもしれません。荒鳥の方も考えて学習して行動していますから。時間、月日をかけて、繰り返し話しかけ、慣していくしかない気がしてきました。
私は、早急に答えを求めてはいけないんだと考えるようになりました。きっとセロリちゃんにも、迷い、葛藤があるんだと思います。そもそも荒鳥です。暖かく見守る必要を感じます。
①文鳥、荒鳥を放鳥するとこうなる【初めての放鳥】
②文鳥、荒鳥の放鳥は甘くなかった【放鳥、2回目】
③文鳥、荒鳥の放鳥、ケージに戻す方法【放鳥、3回目】
④文鳥、荒鳥が手から餌を食べた!【放鳥、4~7回目】
⑤文鳥、荒鳥の放鳥はやっぱり戻らない【放鳥、8回目】
⑥文鳥、荒鳥の放鳥、ケージに戻すのは焦らず時間をかけて ←この記事です。
⑦文鳥、荒鳥が手乗りになった!放鳥から素直にケージに戻る!