文鳥が健康に暮らすために適した湿度は50~60%です。乾燥対策は濡れタオルと加湿器がおすすめです。

文鳥、荒鳥の放鳥はやっぱり戻らない【放鳥8回目】

荒鳥のシルバー文鳥セロリちゃんをお迎えしてから3週間たちました。最初の1週間は環境の変化に慣れてもらうためにケージの扉を開けず、外から話しかけていました。手が見えただけでケージ内をバタバタと逃げていました。

その後放鳥にトライ、少しずつ慣れてきて、放鳥中シードにつられて手に乗ることもあります。ですが、問題はケージに戻るときです。シードでつる方法で一時はうまくいきましたが、うっかり食べていると戻されると気付かれてしまいました。

今日は、私に原因があった

ここ何回か、荒鳥だったはずのセロリちゃんをシードでつってケージに戻すことに成功していたので、今日も大丈夫とたかをくくっていたら、セロリちゃんの方が一枚上手でした。今日は戻せません。タイミングが見透かされています。

30分の放鳥後にケージに戻そうとしましたが、実際に戻るまでそこから更に29分かかりました。実は今日、私にも原因がありました。セロリちゃんをケージから出したときに、いつものセロリちゃん用の白っぽい長袖服に着替えるのを忘れて、いつもと違う、柄付きの服のままセロリちゃんを出してしまったのです。

昨日までは腕や肩に何度も飛んできてとまったのに、今日は私に来ないし、ロープパーチにとまっても落ち着かずバタバタと飛び回り、いつもは行ったことがない、ケージが置いてあるテーブル下の床に降りてしまいました。

私は服が違うことに気付いていつもの服に着替えましたが、セロリちゃん、それでもなかなか私のところに来てくれません。荒鳥らしく警戒心が強いです。

私は仕方なくケージ掃除を始めました。掃除をしていると昨日も一昨日もすぐに飛んできて袖にとまったのに、なかなか来てくれません。

手に乗ってシードを食べたが

そのうち、やっと腕に止まってくれました。腕から腕に飛び移る階段遊びを少しだけやりました。試しに手にシードを置いてみると今日は手に乗って食べている写真が撮れました。

セロリちゃん、手に乗ってシードを食べる

でも、昨日や一昨日に比べると、格段の差で私に寄ってくる時間が減っています。

セロリちゃんがケージから出てから、気付いていつもの服に着替えるまでほんの2~3分もかかってないと思うのですが、服が違ったことでセロリちゃんは警戒心を強めてしまったようです。せっかく昨日までいいかんじだったのに、痛恨のミスです。

微妙なタイミングの駆け引き

さて、掃除も含めて放鳥タイムが30分経過したので、ケージに戻そうとしました。手にシードを乗せてセロリちゃんを誘いますが、今日は載って来ません。パセリくんのケージの上は、ペーパータオルを垂らして行けなくなっているので、セロリちゃんはロープパーチにとまっています。

ロープパーチにとまるセロリちゃん

シードを置いた手では無く、反対の長袖の腕を近づけると、やっと乗りました。そこからシードの手に飛び移りました。手の上でシードを食べているタイミングを見計らってケージに戻そうとしましたが、セロリちゃんは戻りたくないようです。失敗です。

ケージ入り口のすぐそばまでは手の上でシードをつついていますが、私がそっと手をケージに差し入れてセロリちゃんの頭が入り口をくぐりそうになると、ツツツーッっと外側に移動して、すぐに飛び立ってしまいます。

ケージの入り口近く、セロリちゃんとの微妙な駆け引き

何度も試みましたが、セロリちゃんも、気をつけないと入れられると学習していました。失敗を重ねて10分、20分と時間が過ぎていきます。

考えた末に、セロリちゃんが腕(袖)に止まっている状態で、シードを乗せた手を先にケージ内に入れました。セロリちゃんは自分で私の腕(袖)の上を歩いて入り口をくぐりケージ内の領域に入っていかないとシードが食べられません。

セロリちゃん、しばらく用心してためらっていましたが、シードにつられて自分で袖の上を歩いてケージ内の領域へ進みました。

落ち着いてセロリちゃんを止まり木にとまらせ、扉を閉め、やっと戻せました!戻そうと思ってから29分かかったので、放鳥はトータル59分間、つまり約1時間となりました。

「戻ったらほめる」の効果は

自分でシードまで歩いて行くことでケージ内に入る方法で戻せましたが、賢いセロリちゃんに明日も同じ手は通じない気がします。

今日は休みだからいいけれど、明日は朝から仕事です。明日も同じ状況になるなら、朝の放鳥は諦めなければなりません。現時点では「戻ったらほめる」作戦の効果は、どうもイマイチでした。

ケージに戻りたくない荒鳥セロリちゃん

何か本当に決定的にうまくいく策を考える必要がありそうです。それとも時間を、というか月日を何ヶ月もをかけて慣すしかないのでしょうか。

なんだかんだと考えたところで、荒鳥を放鳥から戻すには、気長に戻ってくれるのを待つのが正論だとは思うのですが。

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