発達障害30代の娘、転院する

希望のきっかけ 発達障害

転院先のAクリニックで初めての診察となった予約の日は、私の腰痛が悪化し始めた翌日でした。その日、午前中はまだなんとか歩けていました。

お昼頃、これは普通通りにテキパキとは動けないなと思い、娘の家に早めに迎えに行きました。いつもとは違う腰と足の痛みを不安に思いましたが、やっと予約がとれた娘の転院の日、頑張るしかありません。

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転院先のクリニックへ行く

案の定娘は、行く気があるのかないのかノロノロしていて支度しようとしません。「着替えて」と言おうものなら「せかすと具合悪くなる!」と脅迫してきます。

これが、友達のお誘いで出かけるとなると、サッサと支度できることを私は知っています。余裕を持って行くつもりだったのが、結局予約時間にギリギリになってしまいました。

時計

前の病院で書いていただいた紹介状は、10日ほど前、すでにAクリニックに届けてあります。受付後、問診票のようなものを書いてしばらく待ちました。

娘はケースワーカーの方に呼ばれて行きました。すると、10分もたたない内に出てきました。以外と早く済んだ?いや、違いました。

娘は待合室で待っていた私にティッシュを要求、どうやら具合が悪くなった当初の話を聞かれて泣き出していたようです。ティッシュを持ってまた戻っていきました。

そこから約1時間、ケースワーカーさんにじっくりと話を聞いていただいたようです。いったん出てきて、今度は待合室で診察待ちです。

待合室のテレビがイヤ

初めは私と一緒に座っていましたが、娘は「ここ、イヤ」と、外に出ていきました。広めの待合室は、ソーシャルディスタンスも取られています。でも同じ空間に人がいるのが嫌なようです。

あとで娘に聞いたところ、待合室でテレビがついていたのが嫌だったそうです。確かに一緒に住んでいた頃、私が家でテレビを見ると娘は激怒しました。

テレビのニュース番組

私はドラマは全く見ません。でも最低限の情報を知りたいのでニュースとか報道番組は見たいのですが、娘が怒るのでテレビを見れませんでした。

では娘はというと、自分が好きなアニメなどを、時間かまわずほぼ一日中、テレビやスマホでずーっと見放題見ています。

娘は診察で辛いことを話す

1時間ほど待って、診察で呼ばれました。呼ばれたときに娘は外。看護師さんにそれを伝えて、私は外に娘を呼びに。

診察室の前で娘はペットボトルのお茶を「中で飲んでも大丈夫?」などと私に話しかけたりしたので看護師さんが「お母さんも一緒にどうぞ」と言ってくださりました。

私は本当は娘に自立してほしいという観点から、最初から一緒に入るつもりはなかったんですが、行きがかり上、一緒に診察室の中へ入りました。

穏やかな口調の年配の男性の先生でした。「今、何が辛いですか?」と聞いてくださいました。娘は、その質問は予想していなかったようです。答えに困っています。

診察、話し始める

 

私に言わせれば娘は、仕事もせず、毎日寝たいときに好きなだけ寝放題、友達とも遊び放題、食べたいものを食べ放題、スマホでアニメを見放題、障害年金が入っているから贅沢さえしなければお金の心配もなく、一人でやりたい放題やっています。辛いことなどあろうはずがない。

娘は答えに困っていましたが、話し始めました。自分は何もできず、お金もなくて困っていると泣き始めました。

私はここで「いや、違います」と口をはさむわけにもいかず黙っていましたが、現実は違います。娘はパソコンが得意で毎日パソコンやスマホを駆使し、サイト上でチャットで何やら参加してやっています。友達と一緒に近場に遊びに行くし、友達の家では家事を手伝ったり子供の世話をしたりしています。

つまり本人は何もできないと言いますが、実際、仕事と家事以外のことは、たいてい出来ているのです。

そして、お金がなくて病院代もないと言っていますが、通帳の残高は私の何倍も持っています。お金がないといって、私にいろいろなものを買わせようとするのは娘の常です。

でも、黙って聞いていました。

今までの病院の先生の悪口

先生は穏やかに「紹介状をもらっていますが、今後はずっとこちらに通うということでいいですか?なぜここの病院を希望したのですか?」と尋ねました。すると娘は延々と、前の病院の先生の悪口を並べ立てました。

悪口

あんなに心配して良く診てくださったのに。車から降りない娘に、先生は駐車場まで出てきて話しかけてくださったり、「来てくれて嬉しいよ」と言ってくれたり、本当は能力があるから出来ると言ってくれて、良くなることを見守っていろいろと的確なアドバイスをしてくださっていました。

前向きに自立に向かうアドバイスに対して、本人は好きなことだけやりたい放題していたいので、受け入れず逆恨みをしているわけです。

娘は運転可の診断書がほしい

娘にとって本題の、免許の診断書の話になりました。

娘は、自分にとって車がいかに必要かを訴えます。車で友達の家に行けばリラックスできること、病院に行くにも親に来てもらっていること、車がないから買い物に行けず、飲み物がなくて熱中症になりかけたこと、等々。

これも私に言わせればですが、現実、娘はネットでしょっちゅういろんなものを注文しまくっています。宅配のピンポンに出たくないので、最近ではもっぱら居留守で「置き配」を利用しているようです。ペットボトルのお茶でもポカリでもネットで箱買いすればいい話です。

ペットボトル

娘は、運転OKの診断書を書いてほしいので、体調が悪いときには自分は運転をしないという判断ができるから大丈夫、と先生に言いました。

先生は、「今日初めて診察したから、何度か診察をしてから診断書を書きますよ」とおっしゃってくださいました。

娘は安心したようです。書いてもらえる、と。しかし診断書に先生が「運転可」と書くのか「運転不可」と書くのかは娘の状況次第、ということを本人は理解していません。

前の病院の先生に、娘は「運転していい、という診断書を書いてほしい」と言っていました。だから前の先生は「ちゃんと診察に来れて良くなったらもちろん書くよ」と言ってくださっていました。そのとき娘は何ヶ月も通院を拒否したあげく、いきなり自分の都合で行って「診断書書いて!」と言っていたのです。

診断書に関しての病院の先生の見解が同じであることを、娘はわかっていません。ただ単に、前の先生は診断書書いてくれなかったけど、今度の先生は診断書書いてくれる、と思っています。

次の診察日を予約して、診察は終わりました。

私の腰痛は悪化、足に来た

私はクリニックに隣接する薬局にお薬をもらいに行き、娘は先に一人で駐車場の車に戻りました。私はお薬を待ちながら、自分の腰痛がいつもと違ってヤバいと気づいていました。

薬局が済み、娘が待つ駐車場までたいした距離ではありません。でも腰の痛みが足に来て、一歩、また一歩と足を前に出すのが痛くて辛い。途中、あまりに痛くて動けなくなりました。

やっとのことで車に戻った私の様子を、娘は車の中から見ていました。「腰、痛いの?何で病院行かないの?」と。私は「もう、夕方でしょ。病院行くより早く帰りたい」と言って帰路につきました。

内心は、だって今日はあんたの病院に付き添わないとならないから、自分の病院なんて行く時間ないでしょ!と思っていましたが。

夕方

足があまりにも痛いので帰りの運転が不安でしたが、運転席に座って少しすると不思議と痛みが治まり、無事に帰ることができました。

転院が快方へのきっかけになれば

私の希望は、娘が仕事に行けるようになって自立してほしいのです。

確かに過去、職場のパワハラや残業が うつ の原因だったとは思います。うつ の悪化から元々隠れていた発達障害が表面化したんだと思います。

でも原因である会社は、退職手続きをしてから2年半経っています。自宅療養の期間も含めると会社に行かずにずーっと自宅にこもってやりたい放題で4年が経っています。

職場のパワハラやその他の人間関係や残業や一切のストレスがなくなり、家の中でやりたい放題の4年間が経つ間、病状は悪くなる一方でした。

仕事に行っていた頃も私に対して反抗的な態度はずっとでしたが、自宅にこもるようになり、どんどんと言葉が通じなくなり、自分のことが自分で出来なくなっていきました。

自宅にこもっていた間の娘の人間関係は、90パーセント以上が多分私です。では、原因は私ですか?ということになります。

ハッキリ言って、そうなんだと思います。だからこそ、別々に住むことを選んだわけです。お互い一人暮らしのスタートをきり、そして今度は転院という節目です。願うのは娘の自立です。

明るい空

娘が望んで転院となりました。今日が初診だからとは思いますが、穏やかな先生は話をじっくりと聞いてくださいました。この転院が娘の快方へつながってほしいと思います。

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