病院で処方してもらったが飲まなかった錠剤やカプセル、塗らなかった軟膏などを整理することにしました。薬用の小さな引き出しにぎゅうぎゅうと入れてあります。
薬には消費期限があります。いつか飲むかも使うかもと、とっておいても、いざ必要なときに「これ大丈夫かな?」と不安に思ったりします。
シンプルライフを志した私は「だったら捨てちゃえー!」といさぎよく整理に取りかかりました。
薬を捨てるために分別する
内科、整形外科、皮膚科、眼科、いつどこの病院でもらったのか覚えていない薬の残りが、なぜか集合しています。
まず錠剤やカプセルはシートからすべてプチプチと取り出します。シートはビニールごみ、薬は可燃ごみです。
チューブの軟膏は中身をティッシュに絞りだします。フタはプラスチックごみ、チューブは金属ごみ、中身はティッシュで包んで可燃ごみです。
整形外科でもらった痛みを和らげる軟膏は、4年前に消費期限が切れていました。即、廃棄です。こういったものたちが場所を占拠していたわけですよ。
目薬などの液体はティッシュに染み込ませて可燃ごみ、入れ物はプラスチックごみ。
長い人生、薬の整理処分をするのも初めてではないので、そこは手際よく進めます。
ちなみに貼り薬の湿布類は別の場所に置いてあったので、すでに2~3ヵ月前に大量に捨てました。
頭痛薬はとっておく
年に何回かは頭痛薬のお世話になります。実は子供のころから、いわゆる頭痛持ちです。肩凝りや気圧の変化やストレスからくると思われます。
頭痛は「あれ?来たか?」と思ったら、ひどくなる前に即、薬を飲んで治めてしまうのがコツです。
スマホを携帯するのと同様、頭痛薬は必ずバッグに入れています。私の常備薬です。
消費期限が切れるまで放置されることもなく、かといって頼りすぎるわけでもなく、程良い使用頻度だと思います。
過去10年間のお薬手帳
若い頃は自分が具合が悪くて病院に行くことは、めったにありませんでした。
しかし10年前、ちょうど50歳のときに高血圧が心配で内科に通い始めました。定期的に病院通いをすることになり「お薬手帳」の歴史が始まります。
それ以後10年間、歴代のお薬手帳をずーっと保管していました。が、しかし!これも処分の対象です。個人情報なので、ひたすらシュレッダーです。
ひとつ前のものだけとっておくことにしました。今後も更新したら、古いものを1冊捨てて、保管は常に1冊。
現行のお薬手帳は、スマホ、頭痛薬とともに携帯しています。携帯しなければお薬手帳の意味がありません。
古い健診や検査の結果
以前の会社の健康診断結果や病院で受けた血液検査、骨密度検査などの結果が、大量に出てきました。
何年も前の健康状態が、今もそのままなわけがありません。現状、定期的に病院で検査をしているので、古い健診結果や検査結果は処分です。
シュレッダーしながら「よくこんなものを今までとっておいたなぁ」と、シンプルライフを心に決めた私は価値観が変化したようです。
ものに頼らないシンプルライフ
不用なものを判断し捨てることで、ものに頼らず、自分と自分の人生が主役なのがシンプルライフなのかな、と思い始めてきました。
まだ始まったばかりだけれど、なんか面白く楽しいのが不思議です。
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