発達障害の娘と消防設備点検

発達障害

発達障害の娘は玄関チャイムの音を嫌います。人が苦手です。

半年に一度、住んでいる賃貸マンションの消防設備点検があります。点検業者さんがベランダの避難はしごを確認する為、家に入ります。

5分もかからずに済みます。普通に考えたらその時間に家に居さえすればよいので大したことではありません。

しかし娘は発達障害です。他人が家に入る消防設備点検から娘が受けるストレスは想像を超えるものがあります。そしてそのストレスのはけ口が、私です。

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娘は人が嫌い

半年前にも消防設備点検のことをブログに書きました。その時は娘のことに触れていないので、私のストレスとして書いています。娘のストレスのはけ口とそのイベントを乗り切る為、確かに私のストレスでもあります。

事前に何度も告知が必要

まず、消防設備点検が近々あることを娘に告知することから始まります。

娘は急に予定が入ったり変更されたりするとパニックになります。かと言ってあまり遠い先のことを言っても忘れてしまいます。

1週間前、3日前、2日前、1日前、当日の朝に「何日何曜日の何時に消防設備点検があるから業者の人が家に入るよ」と伝えます。

今回は慣れてきたのか、それほどパニックまではいきませんでした。

事前告知に対しては「イヤ!」と言ってそのたびに部屋にこもりました。

前日告知からは「(自分の)部屋で震えてればいい?」というので「うん、部屋にいてね」という程度で済みました。

半年前までは、点検があることを伝えると娘は怒って機嫌が悪くなり、かといって直前まで言わないともっと大変なことになりました。

今回の状況はだいぶ改善されてきたと思います。

点検中は自室にこもり震える

当然ですが、点検業者さんはまず玄関でピンポーンを押して、家に入り、廊下とリビングを通ってベランダに出ます。点検が済むとまたリビングと廊下を通り玄関から去っていきます。

普段はピンポーンが鳴っただけでも大変なことです。「ピンポン鳴った!」と怒りしばらくの間機嫌が悪く当たり散らしています。人が怖いのです。

今日はまずもちろんピンポーンが鳴り、更に業者さんが家の中に入りベランダまでを通りました。点検を済ませ玄関から去るまで5分もかかっていません。

その間、娘は自分の部屋で毛布をかぶってお気に入りのぬいぐるみと一緒にガタガタと震えています。

「点検、終わったよー」と声をかけると、部屋のドアをそーっと開き、こちらの様子を伺います。

「もういない?」と言いながらぬいぐるみとともにそろそろと出てきます。リビングの状況を確認し、飲み物を飲んで落ち着こうとしている様子です。

これで次回はまた半年後です。

娘の持ち物でいっぱいのリビング

もうひとつ大変なのは、リビングに娘の持ち物がそこかしこに置かれていることです。

普段は煩雑で不本意なリビング

私は本当にスッキリと片付けたい。でも娘は自分の部屋がいっぱいで置ききれないものをリビングに常に見えるように置きたいのです。

しかし、あまりにも物がいっぱいのリビングを人様にお見せするのは私の本意ではありません。

せめてその時だけでもと思い、とりあえず娘の持ち物を見えない部屋へ移動させ、点検が終わると元の位置に戻します。

娘の持ち物は重たいものから細かいものまで服、食べ物、薬、小物など大小様々なので、この作業を無事に遂行するのは一苦労です。

整理に進展の兆しか

この点でも今回は少し進展がありました。娘の服を一時撤去してスッキリした場所を見て、娘は「今度ここに置くの、分類しようか」と提案してきたのです。

何という前向きな発言でしょう!

おそらく、自分で分類するのではなく私にやれということだと思いますが、それでもこんな建設的な言葉が娘から出たのは驚きです。

「うん、そうだね、そうしよう」と同意しました。一時的にせよ娘の持ち物を撤去したことを怒られるのかとひやひやしましたが、安堵です。

何せ以前は、私が一時撤去の品々を元に戻すと、置き場所が違うとか、数ミリの部品がなくなったとか、それはもう山ほど理不尽な言いがかりをつけられ、怒られたものです。

「どうしてくれるの!!」 と・・・

世間で普通にある消防設備点検の為に、なんで私がこんな思いをしなければならないのかと思ったものです。

今回の消防設備点検が終わる

何はともあれ、今回の消防設備点検が何とか終わりました。次はまた半年後です。

それまでに家の中の片付けバトルをどこまで私が制することができるのでしょうか。

同時に娘の病状が少しでも回復してくれることを願わずにはいられません。

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